2011年03月17日

忘れられぬ朝

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カナダで暮らすようになって、ニュースで「earthquake」という言葉を耳にする度に、どこで起きたの?日本?といつも緊張します。日本でないとわかると正直ホッとします。(被害にあわれた国の方には申し訳ありませんが。)日本で地震があったというニュースを聞いた時は、まずインターネットで日本のサイトを開き被害がなかったかどうか確かめます。カナダやアメリカでは地震の大きさをマグニチュードのみで判断し、震度という測定方法は知られておらず、震源地の深さや震源地からの距離といった詳細にもあまり注意を払っていないような感じがするからです。

3月11日の朝6時(日本の夜8時にあたる)、目が覚めていつものようにラジオのニュースをつけました。日本で巨大地震発生の報に眠気がふっとびました。すぐにPCを起動し日本のニュースサイトで情報確認。私の家族は群馬県に住んでおり、親戚も埼玉、神奈川と震源地からは離れています。この距離なら大丈夫だろうと思いながらも一応電話をしてみました。が、電話は繋がりませんでした。

その日は一日中職場で日本の動画サイトが配信しているNHKのニュースを音声を消して見ていました。気仙沼の火事の映像を見て息を呑みました。夜通し余震が続いており、誘発された地震が長野あたりでも何度か起きた様子なので、帰宅後(日本で12日の午前中にあたる)再び実家に電話すると、3回目くらいでやっと繋がり母の元気な声を聞くことができました。

日本にいた頃(今から20〜30年前の話です)、東海地震や首都圏直下型地震は何時起きてもおかしくないなどと言われ、私が生きている間に必ず起きるだろうと自分でも考えていました。その後1995年に阪神・淡路大震災が起き、今度は東北地方太平洋沖です。どんなに科学が進んでも地球の奥底での動きについて正確に把握することは難しいのでしょう。

冬は寒いものの地震の心配の無いカナダ東岸に移り住み、癌になり、別に今すぐどうこうなる訳ではありませんが、これから先20年も30年も生きるかどうかについては大きなクエスチョンマークが付いてしまいました。日本で大災害が起きたという悲しい知らせを聞くのは、もうこれで最後なのかなぁという思いがふと胸をよぎりました。

人の命とは儚いものですね。沢山の沢山の健康な人の命が一瞬にして失われた事実をどう受け止めていいものか…言葉ではうまく言い表せません。

犠牲になった方のご冥福をお祈りするとともに、これ以上被害が広がらないこと、被災地に一日も早く平和が戻ることを願ってやみません。
posted by leo at 19:46| Comment(2) | 日々の生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
地震で私の友人や親戚などには大きな被害はありませんでしたが
本当に大変なことになっています。
私には祈ることくらいしかできませんが、暗くならずにいようと思います。
日々、きちんと生きていくことが大切ですよね。
Posted by がっちゃん at 2011年03月19日 17:10
がっちゃんさんのご家族、ご友人が無事で本当に良かったですね。

家を失くされた方、家族が行方不明の方…
大勢の人たちが、私の想像を超えるような辛い目にあわれて
それでも耐えていらっしゃいます。
自分もしっかり生きねばと思います。

大丈夫。日本はこれまでも戦争や天災から立ち直って
きました。今度もしっかり立ち直ります。
Posted by leo at 2011年03月22日 20:49
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