2009年05月21日

あっけない幕切れ

tree3.jpg

あまりにもあっけなかったので書くのを忘れていたほどなのですが、先週久しぶりに脳神経科のドクターに会ってきました。

MRIでガンの脳転移はないと出ていたので、それは心配していなかったのですが、一応右脳にremote vascular insultによる軽度の異常があると書いてあったので、その点について恐る恐る尋ねてみました。すると「あ〜それは随分昔に何かあっただけで、すごくマイナーだから気にしなくていいよ」とあっさり。remoteって普通の会話で使われるときは大抵距離が離れていることを意味しているんですが、医学の分野で使われる場合は、時間的に離れている、つまり過去のことを意味したりもするのですね。勉強になりました。(vascular insultは血管のダメージです。)

記憶を辿っても、頭をぶつけたり頭痛があったりしたことは全くないのですが、人間の身体なんてそんなもので、軽度のダメージが起きても自覚症状はないことがよくあるのかもしれません。

脳波も正常で、目の動きや手足の反応も異常なしなので、もうお薬も止め今後のフォローアップも必要ないとのことです。あの大騒ぎは何だったのか、今振り返ると不思議なくらいです。ドクター曰く、あの日一日中具合が悪かったせいではないかと。下痢や嘔吐が続くと血液中の電解質(ソディウム、カルシウム、マグネシウムなど)が減ってしまい、それが原因でひきつけが起きることもあるのだそうです。元々血液状態の良くない時期だったので納得できる説明でした。

参考までにひきつけ(全身痙攣)の原因としては
頭部打撲
脳卒中、脳梗塞
脳腫瘍←外れ
毒性(麻薬含む)
感染症(脳膜炎、髄膜炎など)
代謝性障害(電解質異常、腎不全、肝不全など)←当たり
遺伝性(癲癇など)
退行性障害
などがあるそうです。(参考サイトはこれ

ということで『ひきつけ騒動』には目出度く幕がおりました。

★   ★   ★   ★   ★   ★   ★   ★

それから豚インフルエンザ(A型H1N1)ですが、WHOによると5月20日現在の感染者数はカナダ496人、日本210人だそうです。でも国民の反応はかなり違うようです。日本ではネット上の写真から、あたかも街中の人がマスクしてるように見えるのですが、カナダでは相変わらず誰もマスクしてません。最近はニュースのネタにもなりません。興味を失ったというか、感染しても普通のインフルエンザより重くなることはないとわかったので心配してないみたいです。

職場で会話に出てくることもなくなったな〜と思っていたら、同じフロアーで働いている人の一人が水疱瘡にかかってしまいました。え〜!そっちの方がよっぽどコワイよ〜!水疱瘡は子供の頃にしたかどうか、よく覚えてないのです。抗がん剤で免疫が落ちて帯状疱疹が出たという話も聞いたことがあるし、コワイことの種はつきません。



posted by leo at 19:18| Comment(4) | 脳プロブレム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月18日

グッドニュース(一応)

チューリップの鉢植えがセールになっていたので買ってきました。
ちゃんと咲いてくれるといいなぁ。

tulip.jpg

昨日は脳波検査をしてきました。脳神経科の方の病院(3月に救急車で運ばれた方の病院)で、ひきつけ事件のフォローアップです。

脳波検査(EEG)というのは頭に約20個の電極をつけて、30分くらい目を閉じて安静に横たわったまま、深呼吸したり電光をチカチカ照射されたりして、脳波の変化をみる超らく〜なテストです。電極をくっつけるために使うジェルみたいなもののせいで、終わったあと髪や頭皮がべトべトしたのが唯一の不満点でした。

ついでに4月2日のMRIの結果をCDにコピーして貰いました。癌専門病院に持って行くためなのですが、そっちのアポはまだ10日以上先。脳神経科ドクターに会うのも、MRIとEEGの結果が出揃ってからだから早くても来週。

病気の検査結果というのは、本来ドクターから説明を受けるもので、患者が勝手に結果を見るのは望ましくないのでしょうが、手元に情報満載のCDがある以上ガマンできるわけありません。

さっそく自宅のPCで見ちゃいました。カンニングしてる気分でした。(笑)

結果は…
脳転移じゃないって〜!やった〜!

しかし…
右脳に軽度の異常があるのはMRIでも確認されました。頭部CTにも写っていた例の何かです。血管がらみの問題らしいです。癇癪をおこして血管が切れるほど怒ったことが過去に何度もあるので、そのせいでしょうか?それとも去年のマイナーなハートアタックと何か関係があるのでしょうか?治療が必要なのか、放っておいても大丈夫なのか、その点は脳神経科のドクターに会った時はっきりすると思います。もやもや病の始まりだったらどうしよう… まっ癌よりいいか。

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posted by leo at 14:22| Comment(3) | 脳プロブレム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月03日

初めてのMRI

CTスキャンは過去何度か受けたのですが、MRIは初体験なのでちょっとドキドキでした。狭いところに頭を突っ込まなければならないので苦手な人もいると聞きました。でも私はずっと目を閉じていたので、思ったほど圧迫感はありませんでした。

最近はMRIにもオープン型というのがあるらしいのですが、私の検査に使われたのは従来の型。つまりトンネルの向こう側が閉じているタイプです。頭を固定されプラスチックの防具をかぶせられて、手には非常用のスイッチを握って、スキャン開始です。

脳のスキャンの場合、ガガガガガガとかビービービーとか色々な電子音を聞かされます。かなりの大音響でしたが耳栓をしていたので大丈夫でした。所要時間は約30分。次はどんな音かな〜なんて考えてたのでそれほど飽きることもなかったです。後半は造影剤も使いました。

ちなみに音はこんな感じでした。




さて結果の方は2−3週間待つことになりそうです。もうひとつ脳波の検査というのもあって、それが16日に予定されているので、両方の検査結果がでてから脳神経科ドクターと会うことになると思います。待つのも毎度のことなので慣れてきました。ただ、もしMRIの結果が深刻なものであれば1週間くらいで電話がかかってくるでしょう。どの程度急を要するものか医者はわかっています。そういう意味では、便りのないのは良い知らせなのだと思います。

とりあえず4日続いた病院通いもこれでブレイク。毎日のように静脈に注射針を刺されてちょっと疲れました。来週月曜日には聴力検査がありますが、これはちょろいもの。

あと数日、胸が少しむかむかするのを我慢して、その後はバクテリアやウィルスにひたすら気をつけて暮らすのみです。この前みたいにお腹が痛くなったら困るもんね。



posted by leo at 14:50| Comment(2) | 脳プロブレム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月31日

脳神経科デビュー

今日は脳神経の専門医さまに診察していただきました。19日未明に起きたひきつけ(全身痙攣発作)事件のフォローアップです。

ひきつけの経緯は「救急車アゲイン」にさらっと書いた通りで、本人は意識が戻ったらケロッとしているのですが、大人のひきつけというのは要注意なのだそうです。特に私のように既に一つ癌を患っている者にとっては、転移や新たな原発の可能性を疑ってかからなければなりません。当初、ERのお医者様から頭部CTの結果は異常なしと言われ安心していました。が、実は先週の土曜日になって病院から電話がかかってきて、放射線医がその後じっくり見たところ、何かあってはならぬものが写っているようにも見えるので(心霊写真か?)追加検査が必要だとのこと。そうですか〜と落ち着いて受け答えしたものの、電話を切った後はドヨ〜ンとなりました。

でも腑に落ちないなぁ。化学治療が現在進行形で、腹部の癌くんは薬で溶けちゃってるのに、どうして頭部に出てくるの?抗がん剤の特徴は、血液にのって身体全体でがん細胞をやっつけるのじゃなかったの?一箇所で効いて他の箇所で効かないなんてこと有り???

嬉しいことに、脳神経専門医のドクターSは、私のひきつけの原因は、その日ずっと下痢、嘔吐で具合が悪かったことに関係していると思っていらっしゃるそうです。(うん、うん、そうだよね〜!)けれども、CTの結果は確かにはっきりしないので、後日MRIと脳波の検査をすることになりました。その結果がでるまではぬか喜びしない方が良いようです。

clobazam.jpg

それまでの間、万が一また全身痙攣が起きてしまうと困るので、それを防ぐお薬を飲むことになりました。これが結構強い薬で、何しろ脳に直接作用するシロモノなので依存症とかにもなりやすいらしく、ちょっと不安です。でも一人暮らしで突然ひきつけが始まったらもっと危ないから、飲まないわけにはいきません。この前は幸い救急車の中で起きたから助かったものの、薄れる意識で最後に聞いたのが「大丈夫だ!まだ息してるから大丈夫だ!」という救急隊員の上ずった声だったんです。意識が戻った時は酸素マスクとか心臓モニターとかついてたし…

脳と心臓は、ちょっとした異常でもすぐ生命にかかわってくるから怖いですね。そういえば私、去年手術した後は心臓の調子が悪かったんだっけ。卵巣がんで死なないで、他の疾患でぽっくり死んじゃったら元も子もないですよね。

あ〜もう過去10ヶ月で、心臓専門医、癌専門医、脳神経専門医、と大物ドクターのお世話になりっぱなし。それ以前は病院に足を踏み入れたこともなかったのに… 人生変われば変わるものです。明日はまた癌専門病院です。
posted by leo at 13:10| Comment(4) | 脳プロブレム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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